2025年3月4日

媒体活用

LAPRASで優秀なエンジニアを採用するコツ|スカウトや候補者の探し方

「エンジニア採用を強化したいのに、思うように優秀な人材に出会えない」「スカウトを送っても反応が薄く、運用の正解が見えない」と感じることはないでしょうか。LAPRASは気になっているものの、自社に合う使い方や、成果につなげる進め方までイメージできていない担当者も少なくありません。

この記事では、LAPRASの特徴や優秀なエンジニアを見つけるための候補者の探し方から返信率を高める運用のコツまでわかりやすく整理します。エンジニア採用で成果を出したい採用担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

LAPRAS(ラプラス)とは?3つの特徴

LAPRAS(ラプラス)は、公開情報をもとにエンジニア人材を探せる採用サービスです。以前は「LAPRAS SCOUT」という名称で知られていましたが、2025年に企業向けサービスも「LAPRAS」に統一されています。

ここでは、LAPRASがエンジニア採用で活用されている理由を3つの特徴に分けて見ていきます。

エンジニアのアウトプットをもとにプロフィールが構成される

LAPRASでは、GitHubに公開されたコードやQiitaへの投稿、connpassでのイベント登壇履歴といった、エンジニアが普段からアウトプットしている情報がプロフィールに反映されます。

どんな技術に触れているか、どんなテーマに関心があるか、継続して発信しているかといった点まで見やすいため、書類だけではわかりにくい部分まで把握できるのが特徴です。

転職サイト未登録の潜在層にもリーチできる

LAPRASは、今すぐ転職したい人だけでなく、将来的に転職を考えている潜在層にも接点を持ちやすいサービスです。登録ユーザーは2025年5月時点で約3万5千人で、うち転職意欲層は約50%とされており、転職顕在層と潜在層の両方にアプローチしやすい点が特徴です。

一般的な求人媒体では出会いにくい層にも接点を持ちやすく、母集団を広げたい企業に向いています。特に、LAPRASでは「今すぐの転職は考えていなくても、良い機会があれば話を聞いてみたい」というスタンスの人も多いため、すぐの応募だけを狙うのではなく、中長期で接点を持てる点は大きな魅力です。

自社の採用体制に合わせて始めやすい

出典:LAPRAS株式会社「【リニューアル】LAPRAS、3つの新料金プランをご紹介します!」

LAPRASには、自社で候補者の検索からスカウト送信まで行うセルフ型のプランに加え、運用の一部をLAPRAS側に任せられるプランも用意されています。「ダイレクトリクルーティングは初めて」「スカウト運用にまとまった工数を割きにくい」という企業でも、自社のリソースに合った形でスタートしやすい設計です。

なお、スカウト運用そのものを外部に委託したい場合は、採用代行(RPO)サービスの活用も選択肢の一つです。LAPRASの代行を含む採用支援については、こちらの記事で詳しく解説しています。

LAPRASを活用した採用代行について詳しくみる

LAPRAS(ラプラス)で優秀人材を見つけやすい理由

LAPRASの特徴を理解したところで、次に気になるのは「実際にどうやって優秀な人材を見つけるのか」という点ではないでしょうか。LAPRASには、候補者の技術力を多角的に確認できる仕組みや、中長期で関係性を築くための機能がそろっています。

ここでは、優秀人材と出会いやすい3つの理由を掘り下げます。

技術スタックやアウトプットをもとに、候補者の強みを把握しやすい

引用:LAPRAS株式会社「スコアとタグについて」

エンジニア採用では、履歴書や職務経歴書だけで候補者の実力を見極めるのが難しい場面が少なくありません。

たとえば、同じ「バックエンド経験あり」と書かれていても、実際にはどの技術に強いのか、どの程度アウトプットしてきたのか、どんな領域を得意としているのかまでは見えにくいことがあります。

LAPRASでは、GitHubやQiitaなどの公開情報をもとに、技術力スコアや市場価値スコア、スキルタグ、技術領域ごとの傾向が整理されます。そのため、候補者がどの分野に強みを持っているのかを、プロフィールの初見でも把握しやすいのが特徴です。

特に、限られた工数のなかでスカウト対象を絞り込みたい場合、スコアやタグ、技術領域の内訳を参考にすることで、自社が求めるポジションに近い候補者を見つけやすくなります。採用担当者と現場エンジニアが候補者を見る際の共通認識も持ちやすくなるため、初期選定の精度を高めやすい点もメリットです。

Social Searchで複数の外部サービスから候補者を探しやすい

参照:LAPRAS株式会社「採用担当者向けLAPRAS 標準マニュアル集」

LAPRASの画面上では、GitHub・Qiita・Wantedly・Twitter・SpeakerDeckなど、エンジニアが日常的に使っているサービスのプロフィール情報をまとめて確認できます。

媒体

項目

わかること

GitHub

スター数(コードや成果物に対する「いいね」に近い反応)

そのアウトプットがどれくらい注目されたかの参考になる

フォーク数(他の人がそのコードをコピーして活用した回数)

実務や学習で参考にされやすい成果物かを見やすい

Qiita

LGTM数(記事に対する「参考になった」という反応)

技術発信の内容が他のエンジニアに評価されているかを把握しやすい

Contributions数(継続的な投稿や活動量)

技術発信を続けているか、学びを外に出す姿勢があるかを見やすい

このように、GitHubやQiita、connpass、SpeakerDeckなどの情報を組み合わせて見ることで、候補者の技術力だけでなく、関心領域や発信姿勢をまとめて見ることができるのがLAPRASならではの強みです。

これは、スカウト文面を考える際にも有効です。候補者がどのテーマを発信しているか、どんな技術に継続的に関わっているかが見えていれば、表面的なテンプレートではなく、相手に合わせたメッセージを送りやすくなります。結果として、返信率の改善にもつながりやすくなります。

タレントプールで中長期の接点づくりがしやすい

LAPRASのタレントプール機能を使うと、興味通知を送った候補者をカンバン形式でストックし、転職意欲の変化をモニタリングできます。「今すぐ転職する気はないが、良い話があれば聞きたい」という潜在層が多いLAPRASでは、この中長期の接点づくりが特に有効です。

タレントプールに候補者を蓄積しておけば、転職意欲が「中」から「高」に変わったタイミングで通知を受け取り、すぐにスカウトを送ることができます。一度にたくさん送るよりも、毎日チェックして変化があった人に即アプローチする運用のほうが、返信率の向上につながりやすいとされています。

LAPRAS(ラプラス)で成果を出す候補者の探し方

LAPRASを導入しても、ただ検索してスカウトを送るだけでは成果につながりにくいことがあります。特にエンジニア採用では、条件に合う人を機械的に探すのではなく、「どんな技術に関わってきたのか」「どんなテーマに関心があるのか」まで見ながら候補者を探すことが大切です。

ここでは、LAPRASで成果を出すために意識したい候補者の探し方を紹介します。

技術スタックや発信内容をもとに候補者を探す

LAPRASで候補者を探すときにまず意識したいのが、検索条件を絞り込みすぎないことです。「Go経験3年以上」「バックエンド専任」など条件を厳密に設定しすぎると、自社で活躍できる可能性がある人まで見落としてしまうことがあります。

現職では別の言語を使っていても、個人開発や投稿では自社と近い技術領域に取り組んでいるケースは少なくありません。こうした候補者はアウトプットを見ながら探せるLAPRASだからこそ見つけやすくなります。最初から理想条件にぴったりの人だけを狙うのではなく、少し幅を持たせて探すほうが成果につながりやすいです。

興味通知を活用して接点をつくる

LAPRASでは、いきなりスカウトを送る前に「興味通知」で候補者に関心を伝えることができます。転職意欲がまだ高くない潜在層には、最初から熱量の高いメッセージを送るよりも、まずは企業側の関心をやわらかく示すほうが反応につながりやすい傾向があります。

興味通知に「興味あり」「分からない」と反応してくれた候補者は、少なくとも自社に一定の関心を持っている可能性があるため、その後のスカウトやカジュアル面談の提案も精度が上がります。いきなり採用につなげようとせず、まずは接点をつくる入り口として活用するのがおすすめです。

転職意欲の変化を見ながら再アプローチする

一度反応がなかった候補者でも、プロジェクトの区切りや人事評価のタイミングなどをきっかけに、転職意欲が大きく変わることは珍しくありません。最初のスカウトで返信がなかったからといって、すぐに対象外にしてしまうのはもったいないケースがあります。

タレントプールに入れておき、転職意欲の変化を見ながらタイミングを変えて再アプローチすることで、反応が得られることがあります。今すぐ会えない人も半年後には有力な候補者になるかもしれません。目先の返信率だけで判断せず、中長期で関係を育てる視点を持つことがLAPRAS運用のポイントです。

LAPRAS(ラプラス)で返信率を高めるスカウト運用のコツ4選

LAPRASで候補者を見つけられても、スカウトの内容や運用の仕方が合っていなければ、返信にはつながりにくくなります。特にエンジニア採用では、一斉送信のような文面は見抜かれやすく、相手に合わせた伝え方が欠かせません。

ここでは、返信率を高めるために意識したい運用のコツを4つ紹介します。

①候補者ごとのCanとWillに合わせて文面を調整する

スカウト文面は、候補者のスキルや経験(Can)だけでなく、関心領域や志向性(Will)も踏まえて調整することが大切です。たとえば、以下のような構成で文面を組み立てます。

悪い例

はじめまして。
◯◯株式会社で採用を担当している△△です。
弊社では現在バックエンドエンジニアを募集しています。成長環境があり、やりがいの大きいポジションです。ご興味がありましたら、ぜひ一度お話しできれば幸いです。


良い例

はじめまして。

◯◯株式会社でエンジニア採用を担当している△△です。

LAPRASのプロフィールを拝見し、GoやAWSを中心としたご経験や発信内容に惹かれてご連絡しました。特に、設計やパフォーマンス改善に関するアウトプットから、技術的な意思決定にも関心をお持ちなのではと感じています。

当社でも現在、バックエンド基盤の改善や技術選定に関われる環境があり、一度カジュアルに情報交換できればと思いました。

ポイントは、Canの部分で「あなたの経歴をちゃんと見ています」と伝え、Willの部分で「だからこそ、うちならこういう機会があります」と返すことです。この2つがセットになっていることで、テンプレート感が薄れ、読んでもらいやすくなります。

②初回のスカウトメールで面談の日程候補まで提示する

返信率を上げたいなら、候補者が次の行動を取りやすい状態にしておくことも重要です。興味を持っても、日程調整のやり取りが面倒で返信を後回しにされることは少なくありません。

初回のスカウトでカジュアル面談の候補日まで添えておけば、候補者は判断しやすくなります。熱量を伝えるだけでなく、返しやすさまで設計することが、実務では意外と差になります。

③反応が返ってきたら、12時間以内に即スカウトを送る

候補者から反応があったときは、できるだけ早く返すことが大切です。返信が遅れると、せっかく高まった関心が薄れたり、他社とのやり取りが先に進んだりすることがあります。

特にエンジニア採用では、候補者側も複数社を見ていることが多いため、初動の速さが印象を左右します。少なくとも半日以内を目安に返す体制をつくっておくと、機会損失を減らしやすくなります。

④無反応でも再送しながら改善を続ける

スカウトを送って反応がなかった場合でも、一度で諦めず再送することが大切です。LAPRASでは自動再送の機能がないため、手動で再送のタイミングを管理する必要があります。

一般的に、初回スカウトから3営業日後を目安に再送するようにしましょう。
また、再送しても反応が得られない場合は、スカウト文面自体を見直すタイミングです。

【指標別】原因と改善アクション

指標

状態

考えられる原因

改善アクション

開封率

低い

件名が目を引いていない

件名の書き方を見直す

開封率

高い/クリック率が低い

文面は読まれているが興味喚起が弱い

求人URLの配置や訴求内容を見直す

クリック率

高い/返信がない

求人内容には関心があるが行動に至らない

日程提示の仕方やCTAの書き方を調整する

LAPRAS(ラプラス)の活用で注意したいポイント

ここまでLAPRASの特徴や運用のコツを紹介してきましたが、どんなサービスにも向き・不向きがあります。

ここでは、導入してから「思っていたのと違った」とならないよう、事前に知っておきたい注意点を3つ整理します。

短期決着より継続的なナーチャリング向きである

LAPRASは、今すぐ転職したい人だけでなく、転職をまだ強く考えていない潜在層にもアプローチしやすいのが特徴です。

そのため、求人を出してすぐ応募を集めるような手法とは少し性質が異なります。短期で一気に採用を決めるより、継続的に接点を持ちながら関係を育てる使い方のほうが成果につながりやすいサービスです。

運用体制がないと成果が安定しにくい

LAPRASは、候補者を見つけるだけでなく、その後のスカウト送信や再アプローチ、タレントプール管理まで含めて運用していくことが大切です。

逆にいえば、担当者が兼務で手いっぱいだったり、現場を巻き込める体制がなかったりすると、運用が止まりやすくなります。機能だけでなく、誰がどこまで対応するかを決めておかないと、成果が安定しにくくなります。

採用ターゲットによっては他チャネルとの併用も必要

LAPRASのユーザー層は、年収600万円前後のミドル帯が中心とされています。年収800万円以上のシニアクラスを狙う場合は、LAPRASだけでカバーしきれないこともあるため、他のスカウト媒体やエージェントとの併用を検討したほうが現実的です。

また、LAPRASはGitHubやQiitaなどにアウトプットしているエンジニアが見つかりやすいサービスです。
逆に言えば、外部にアウトプットをしていないタイプのエンジニアにはリーチしにくい面があります。自社が求めるターゲットの特性に合わせて、LAPRASを「唯一のチャネル」ではなく「採用チャネルの一つ」として組み合わせる手法が、結果的に採用成功率を高めることにつながります。

LAPRAS(ラプラス)に関するよくある質問

LAPRASを検討している企業のなかには、スカウト返信率や興味通知とスカウトはどう使い分けるべきかと迷う担当者も多いはずです。

ここでは、導入前や運用時によくある疑問について解説します。

LAPRASのスカウト返信率はどのくらい?

LAPRASのスカウト返信率は、送るタイミングによって差が出ます。

LAPRASの調査によると、返信率が高い曜日は水曜日、時間帯は午前中から13時頃まででした。反対に、木曜・金曜や15時以降は返信率が下がる傾向があります。

返信率を高めたい場合は、候補者の転職意欲が更新された直後を優先しつつ、難しい場合は水曜午前を目安に送るのがおすすめです。スカウト運用では、文面の内容だけでなく、送信タイミングも成果を左右するポイントです。

引用:LAPRAS株式会社「4万5千件のスカウトから分析した、返信率が高い曜日と時間(2024年版)」

興味通知とスカウトはどう使い分ければよいですか?

興味通知は、まだ転職意欲が高くない候補者に対して、まずは気軽に接点を持ちたいときに向いています。いきなり長文のスカウトを送るよりも受け取る側のハードルが低く、反応を見ながら次のアプローチを考えやすいのが特徴です。

一方で、候補者の経験や発信内容が自社の募集ポジションと明確に合っている場合は、最初から個別性のあるスカウトを送るほうが、やり取りにつながりやすいケースもあります。

LAPRASの特徴を理解し、優秀なエンジニア採用につなげよう

LAPRASは、公開情報をもとに候補者理解を深めながら、潜在層にもアプローチしやすいサービスです。一方で、成果を出すには、候補者の探し方やスカウト運用、再アプローチの設計まで含めて活用することが欠かせません。サービスの特徴を正しく押さえ、自社に合った使い方を整理することが、採用成果につながります。

一方で、「運用に十分な工数をかけられない」「スカウト作成や候補者管理まで手が回らない」という企業も少なくありません。そうした場合は、採用支援サービスを活用するのも一つの方法です。

トラックレコードでは、エンジニア採用に特化した採用支援(RPO)として、採用戦略の設計からLAPRASなどのスカウト媒体運用、候補者対応まで一貫して支援しています。自社だけで運用を回すのが難しい場合は、まずはお気軽にご相談ください。

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