2026年5月26日

媒体活用

HERP Hireとは?最新機能から採用効率を高める活用術まで解説

採用担当者が少人数で複数の媒体・エージェントを同時に運用するほど、「どの候補者が今どの選考段階にいるか」の把握が追いつかなくなるケースがよく見られます。

また、エンジニアや事業部メンバーに採用に関わってもらいたくても、選考情報を共有する仕組みがなければ協力を得るのが難しいのも実情です。

この記事では、現場を巻き込んだ採用の仕組みづくりを実現するATS(採用管理システム)として注目されているHERP Hire(ハープハイアー)の概要・最新機能・料金体系・活用術を詳しく解説します。

HERP Hireとは?「スクラム採用」を実現する採用管理システム

採用ツールを検討しているものの、「HERP Hireが他のATSと何が違うのか」がわかりにくいと感じる採用担当者の声がよく聞かれます。HERP Hireの「スクラム採用」という概念をはじめ、機能設計の背景を知ることで選定の判断がしやすくなります。

ここではHERP Hireの概要から主な機能まで解説します。

 HERP Hireの概要

HERP Hireは、株式会社HERPが提供するクラウド型の採用管理システム(ATS)です。

スタートアップから東証上場企業まで2,000社以上が導入しており、ビジネス向けIT製品・SaaSのレビュープラットフォーム「ITreview(アイティレビュー)」のATS部門では12期連続で最高位「Leader」を受賞しています。

「スクラム採用」とは、採用担当だけでなく、エンジニアや事業部メンバーも選考に参加し、現場主体で進める採用手法です。

SlackやMicrosoft Teamsとの連携によって、現場メンバーを巻き込みながら、日常的に使うツール上で採用の意思決定を進められる点が特徴です。HERP Hireは、こうした現場主導の「スクラム採用」を実現できるよう設計されています。

HERP Hireの主な機能一覧

HERP Hireが提供する主な機能は以下の通りです。

カテゴリ

主な機能

選考管理

・応募者の一元管理
・選考ステータス管理
・面接評価シートの記録・共有

社内連携

・Slack/Teams通知
・現場メンバーへの評価依頼
・コメント共有による情報連携

候補者管理

・タレントプール機能による候補者保存
・過去応募者への再アプローチ管理

分析

・採用チャネル別効果測定
・選考歩留まり分析
・レポート自動集計

AI支援

・面接議事録の自動要約
・採用要件のAIサジェスト
・スカウト文面作成補助

媒体連携

・30以上の求人媒体・エージェントとの自動連携
・カレンダー・Web会議ツール連携

応募者の登録から内定・入社手続きまでのプロセスを1つの画面上で管理できる点が、スプレッドシート管理や複数ツールの組み合わせとの大きな違いです。

 【最新機能】AIアシスタント機能による「要件定義・スカウト文面作成」の自動化

2025年からHERPは、「HERP AI Recruiter」としてAI機能の強化を進めています。
代表的なAI機能を2つ紹介します。

  1.   面接議事録のAI自動要約
     面接内容をもとに、議事録の下書きをAIが自動作成する機能です。
     議事録作成の負担を減らし、面接や選考判断に集中しやすくなります。


  2. 採用要件AIサジェスト

     職種情報をもとに、採用要件やスカウト文面のたたき台をAIが提案する機能です。
     作成工数を抑えながら、スピーディーに採用活動を進められます。

対応している外部連携サービス

HERP Hireは約30の求人媒体・採用ツールと連携しています。主な連携先は以下の通りです。

  • コミュニケーションツール: Slack、Microsoft Teams、Zoom

  • 求人媒体: Wantedly、 Green、doda、 マイナビ転職、エン転職、Forkwell Jobs 、ビズリーチ など

  • その他ツール: note pro(求人応募フォームの埋め込み)、freee人事労務、SmartHR

多くのATS(採用管理システム)からHERP Hireが選ばれる理由

複数のATSを比較するフェーズでは、どの製品も「使いやすい」「連携が豊富」と訴求しており、何が決め手になるのかわかりにくいと感じる担当者も多いです。

ここではHERP Hireが選ばれる理由を、3つの観点から解説します。

圧倒的な「使いやすさ」

ATSを導入しても「現場に定着しなかった」という失敗例の多くは、操作の複雑さが原因です。採用担当者しか使いこなせないシステムでは、現場を巻き込む採用は実現しません。

HERP HireはUIのシンプルさを重視して設計されており、ITreviewに寄せられた145件以上のレビューでは「直感的に使える」「導入後すぐに運用できた」といった声が多く見られます。採用担当者だけでなく、採用に初めて関わるエンジニアや事業部マネージャーでも戸惑わずに使い始められる点が、現場への定着率の高さにつながっています。

採用管理システムの市場は近年拡大が続いており、スプレッドシートや旧来の管理手法から移行を検討する企業も増えています。そうした企業にとっても、操作ハードルの低さは重要な選定ポイントです。

Slack/Teams連携で現場を巻き込める

現場のエンジニアや事業部マネージャーに採用に関与してもらうためには、「採用システムにわざわざログインしてもらう」という手間を極力なくすことが重要です。

HERP HireはSlack・Microsoft Teamsと深く連携しており、応募通知・面接評価の依頼・日程調整のリマインドなどをSlackのチャンネル上で受け取れます。現場メンバーは普段のコミュニケーションツールの中で採用情報を確認し、コメントや評価を返せるため、採用への参加ハードルが大きく下がります。

Slack連携を活用することで選考スピードが上がり、内定承諾率の改善につながった事例が複数報告されています。「現場が自然に採用に関わる状態」を作れるかどうかが、採用の質に直結します。

主要な求人メディアからの応募者データを自動一元管理

媒体・エージェント・リファラルなど複数の採用チャネルを並行して運用するほど、「どのチャネルからの応募者が今どの選考段階にいるか」の管理コストが上がりやすい傾向があります。

HERP Hireは合計約30もの求人媒体と連携しており、各媒体からの応募者データが自動でHERP Hire上に集約されます。媒体ごとに画面を切り替えて確認する手間がなくなり、採用担当者は一つのダッシュボードで全チャネルの選考状況をまとめて把握できます。

チャネル別の応募数・書類通過率・内定承諾率も一覧で確認できるため、どのチャネルに予算を集中させるかという意思決定の根拠としても活用できます。

HERP Hireの料金体系

ATSを検討する際、料金体系を把握しておくことはミスマッチを防ぐうえで重要です。実際の費用感とプランごとの特徴を事前に整理しておくと、社内稟議にも役立ちます。

ここではHERP Hireの料金体系と各プランの特徴を解説します。

HERP Hireは「Freeプラン(無料)」と「有料プラン(Starter / Entry / Standard)」の複数プランが用意されており、採用規模や必要な機能に応じて選べます。

プラン

概要

主な機能・特徴

おすすめの企業

Free

無料で使える基本プラン

求人票作成、候補者管理、Slack連携、社員紹介・エージェント管理など基本機能を利用可能

採用をこれから始めるスタートアップ・小規模企業

Starter

採用業務の効率化を進める初期向けプラン

媒体連携、Zoom連携、レポート機能、CSV出力などに対応

月数名〜の中途採用を効率化したい企業

Entry

部門横断での採用運用に対応する中規模向けプラン

日程調整、Slack通知出し分け、求人グルーピング、高度な権限管理が可能

複数職種・複数部門で採用を行う成長企業

Standard

大規模採用・高度なデータ活用向け上位プラン

HERP DataHubで採用データの分析、複雑な採用管理・運用体制に対応

採用人数・関係者が多い中堅〜大企業

月額費用は公式サイトから料金表をダウンロードいただけます。

まずはFreeプランから操作感を試し、必要な機能が固まってから有料プランへ切り替える進め方が多く見られます。

ATSで採用の仕組みを整えた後も、「運用する人手が足りない」「スカウトを送る時間がとれない」という課題が残るケースがよく聞かれます。採用担当者の異動・退職で採用活動が止まってしまうケースも少なくありません。

トラックレコードは、採用設計からATS運用代行を含む実務運用まで、一気通貫で採用支援(採用RPO)を行っています。MonotaROではスカウト返信率を3.2%から6.8%(約2倍)に改善し、ハイクラスエンジニアの内定数を前年比700%増に伸ばした実績があります。

「ATSは入れたが採用成果が伸び悩む」という状況にお悩みの場合は、ぜひご相談ください。

HERP Hireの活用術3選

HERP Hireを導入しただけでは、機能が十分に活かされないケースがあります。
採用成果に差が出やすい場面を3つに絞って紹介します。

ここではHERP Hireを最大限に活かすための実践的な活用術を解説します。

①Slack連携で"採用スピード"を上げる

候補者から見ると、選考中の連絡が遅いほど「この会社はレスポンスが遅い」という印象につながり、辞退リスクが高まりやすい傾向があります。

HERP HireのSlack連携を活用すると、応募通知や面接評価の依頼がリアルタイムでSlackに届き、現場メンバーがすぐにアクションできる体制が作れます。効果的な運用ポイントは以下の3点です。

  • 職種・フェーズ別のSlackチャンネルを整理する
    エンジニア採用・ビジネス職採用など職種別にチャンネルを分け、通知が混在しないようにする

  • 面接評価をSlack上で完結させる
    面接後の評価コメントをSlackから直接HERP Hireに連携する設定にする


  • 日程確定通知を関係者全員に自動送信する
    面接調整が完了したら全員に一括通知が届くよう設定する

②タレントプールで潜在候補者を管理する

採用活動を続けていると、「今回は縁がなかったが、半年後のポジションなら合いそうな候補者」というケースが出てきます。そうした情報が管理できていないと、毎回一から候補者を探し直すことになり、採用コストがかかり続けます。

HERP Hireのタレントプール機能では、過去の不採用者・選考辞退者・接触済み候補者をシステム内に保存し、次の採用活動で再アプローチできる仕組みが作れます。

「開発経験が3年になったら再接触」「◯◯のポジションが開いたら優先して声を掛ける」のような情報を蓄積しておけば、後任の採用担当者にも引き継ぎやすい採用資産として機能します。

③採用データ分析で内定承諾率の向上につなげる

採用活動を改善しようとしても、「どこで候補者が離脱しているのか」が把握できていなければ打ち手が見えません。

HERP Hireのレポート・分析機能では、選考各フェーズの通過率・辞退率・チャネル別のパフォーマンスをダッシュボードで確認できます。たとえば「最終面接まで進んだ候補者の辞退率が高い」という傾向が見えた場合、オファー提示のタイミングや条件面に課題がある可能性が考えられます。

チャネル別のデータを活用することで、「エージェント経由は書類通過率が高いがコストも高い」「スカウトは返信率が低いが内定承諾率は高い」といった傾向を把握し、予算配分の見直しに役立てられます。

HERP Hireに関するよくある質問

HERP Hireを検討していると、他のATSとの違いやうちの会社に合うのかといった疑問が出てきやすいです。

ここでは、HERP Hireに関してよく寄せられる質問を解説します。ツール選定の判断に迷いやすいポイントを中心にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

HERP HireとHRMOSの違いは何ですか?

HERP HireとHRMOS採用は、どちらもクラウド型のATSですが、設計思想が異なります。

  • HERP Hire
    「現場を巻き込んだ採用(スクラム採用)」を実現するためにSlack・Teams連携を重視した設計です。エンジニアや事業部メンバーが日常的に採用に関与できる仕組みを作りたい企業に向いています。

  • HRMOS採用
    選考管理・データ分析機能が充実しており、大規模採用や採用データの一元管理を優先する企業に多く選ばれています。

選定のポイントは「現場を巻き込む採用フロー」を重視するかどうかです。Slackを中心としたコミュニケーションが根付いている組織では、HERP Hireが特に使いやすいといえます。

HERP Hireの月額費用はいくらですか?

HERP Hireは無料プランのほか、Starter・Entry・Standardの3つの有料プランを提供しています。
料金表はこちらからご確認ください。

無料のFreeプランでは、基本的な選考管理機能を利用できるため、まずは小規模チームで試したい企業にも適しています。

また現在は、他社ATSからのリプレイス企業向けに、最大12ヶ月無料となるキャンペーンが実施されている場合があります。最新の適用条件や対象プランは、公式サイトでご確認ください。

HERP Hireに向いている企業・向いていない企業はありますか?

HERP Hireは、特に「現場を巻き込んだ採用」を重視する企業と相性の良いATSです。

向いている企業の特徴:

  • Slackを社内コミュニケーションのメインツールとして活用している

  • エンジニアや事業部メンバーを採用プロセスに巻き込みたい

  • スタートアップ〜中規模(採用担当者1〜5名程度)の組織

向いていない可能性がある企業の特徴:

  • 選考管理よりも人材データベースや労務管理との統合を優先したい

  • SlackよりもメールやExcelを中心に業務が回っている組織

  • 既存の基幹システムとの複雑なAPI連携が必要な大規模企業

どちらに当てはまるか判断しにくい場合は、Freeプランで実際の操作感を試してから決める方法も有効です。


HERP Hireを活用し、現場主導の採用で内定承諾率を高めよう

この記事では、HERP Hireの概要・機能・料金体系・活用術について解説しました。

SlackやTeamsと深く連携した設計・約30もの媒体からの応募者データの自動一元管理・AIを活用した業務効率化が、現場を巻き込んだ採用の実現を後押しします。


ATSを活用して採用の仕組みが整ってくると、次第に「どのポジションを優先すべきか」「スカウトの打ち手をどう改善するか」といった戦略・実行面の課題が見えてきます。こうした段階では、ツールの活用だけでなく、戦略設計から実行まで一緒に動いてくれるパートナーがいると動きやすくなります。


トラックレコードは、採用ポジショニングの設計から、スカウト・エージェント運用・ATS運用代行といった実行まで、一気通貫で支援しています。採用の次のステップを一緒に整理したい方は、まずはお気軽にご相談ください。


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