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ATS(採用管理システム)は、複数の媒体からの応募を一カ所に集め、面接の調整から合否の連絡まで採用のすべてを1つの画面で動かせるツールです。
「導入すれば採用が楽になる」は本当ですが、選び方を間違えると現場で誰にも使われないまま月額費用だけが消えていく、というケースも起きています。
本記事では、目的別に15のATS(採用管理システム)を厳選して比較します。
後悔しない選び方のチェックポイントと、よくある失敗パターンも合わせて解説します。
ATSの基本的な仕組みや採用手法全体の比較についてはこちらもご覧ください。
ATS(採用管理システム)とは?機能・メリット・選び方を解説
◆ この記事でわかること

ATS(採用管理システム)選びで失敗する企業の多くは、機能比較より先に「自社の状況整理」を省いてしまっている企業が多いです。
ATSを比べる前に、自社に合うATSを選ぶ際の3つのポイントを見ていきましょう。
「中途・新卒・アルバイト」のどれをメインに採用するかによって、連携すべき媒体はまったく異なります。
中途ならリクナビNEXT・ビズリーチ・エージェントとの連携、新卒ならリクナビ・マイナビ・キャリタスとのリアルタイム同期が必要です。
また近年は、複数の求人サイトへ横断配信できる仕組みが広がり、ATSに求められる「求人配信・連携機能」の重要性も高まっています。
特に2024年以降はIndeed PLUS対応の有無を重視する企業も増えており、対応媒体はATS選定時の大きな比較ポイントになっています。
まずは、自社がメインで利用する求人媒体・エージェントを整理し、必要な連携に対応しているATSかどうかを最初の絞り込み基準にしましょう。
採用担当が1〜2名の中小企業と、チームで分業している中堅以上では必要な機能が根本的に異なります。
少人数なら「シンプルな操作性」と「自動返信・日程調整の自動化」が最優先。10名以上のチームなら、権限管理・選考評価の共有・承認フローが欠かせません。
高機能なシステムを選んでも、現場の面接官が「操作が面倒」と感じてしまうと定着しなくなるリスクがあります。
月額基本料が安くても、自社がメインで使う媒体との連携がオプション(追加費用)になっているケースは珍しくありません。
見積もり時には①月額基本料、②候補者数・ユーザー数の上限、③媒体連携費用の3点をセットで確認し、トータルコストで比較することが重要です。「連携可能」と「連携費用込み」は別物です。

ATSは採用対象と自社フェーズによって向き不向きがはっきりしています。「どの製品も機能が似ていて選べない」「実際に使っている企業の声が見つからない」という声が挙がりやすいのも、製品ごとに得意とする企業規模や採用種別が大きく異なるためです。
ここでは5つの採用課題ごとに、選定の判断軸とあわせておすすめ製品を紹介します。
中途採用を効率化したい企業向けATS
現場と採用担当を連携させたいIT・スタートアップ向けATS
新卒採用で応募者を増やし、内定辞退を減らしたい企業向けATS
アルバイト採用をスピードアップしたい企業向けATS
低コストで初めてATSを導入したい企業向けATS

複数の求人媒体やエージェントを並行して動かすほど、「どのチャネルから来た応募か」「今どの選考段階か」の把握が追いつかなくなりがちです。媒体連携の幅と、選考フロー管理の柔軟性が、このカテゴリを選ぶ際の主な判断軸になります。
ここでは中途採用の管理コスト削減を優先したい企業向けの5製品を紹介します。

国内トップクラスの導入実績を持つATSです。
求人媒体連携から候補者連絡、リファラル採用まで幅広く対応しています。
特徴・強み
30種類以上の求人媒体から応募情報を自動取り込み
LINE連携で候補者対応を高速化
リファラル採用用ページを簡単に作成可能
エージェント専用マイページで推薦管理を効率化
UIが直感的で操作しやすい
こんな企業におすすめ
UIが直感的でマニュアル要らずなため初期設定のハードルが低く、無料プラン(候補者登録数に制限あり)も用意されているため、「まずはスモールスタートで自社の運用に合うか試したい」という企業に最適です。

ハイクラス転職サービス「ビズリーチ」を運営するビジョナル社のATSです。
洗練されたUI/UXと、分析機能の強さに定評があります。
特徴・強み
グッドデザイン賞受賞の使いやすいUI
選考通過率や評価データをリアルタイム分析
採用媒体ごとの費用対効果を可視化
選考ボトルネックを把握しやすい
ビズリーチとの親和性が高い
こんな企業におすすめ
ビズリーチ等のダイレクトリクルーティング(直接スカウト)との親和性も非常に高く、データドリブンな採用戦略を描きたい中堅〜大企業向けです。

複雑な採用フローを柔軟に設計できる、高いカスタマイズ性を持つATSです。
中途・新卒・アルバイトなど複数採用を一元管理できます。
特徴・強み
ノーコードで選考フローを設計可能
LINE自動リマインドで選考離脱を防止
Slack・Chatworkなど外部ツールと豊富に連携
Webテスト・動画面接ツールともAPI連携可能
採用区分を横断して一元管理できる
こんな企業におすすめ
中途・新卒・通年・アルバイトの全区分を1システムで統合管理できるため、採用チャネルが多角化している急成長スタートアップや中堅企業におすすめです。

大規模採用や複数チャネル運用に強みを持つATSです。
採用業務の自動化と管理統制を両立できます。
特徴・強み
40以上の求人媒体と自動連携
エージェント推薦をワンクリック取り込み
Outlook・Googleカレンダーと連携
面接日程調整を自動化
細かな権限設定や分析カスタマイズに対応
導入コンサルティングが充実
こんな企業におすすめ
手厚い導入コンサルティングサービスも提供しているので、採用ボリュームが大きく、業務フローの抜本的な自動化・効率化を目指す中〜大企業に対応します。

20年以上の実績を持つ、中途採用特化型の老舗ATSです。
大企業の複雑な採用フローにも柔軟に対応できます。
特徴・強み
重複応募検知機能の精度が高い
無駄な連絡や選考重複を防止
複雑な選考フローや稟議に対応
シンプルで使いやすい画面設計
面接官や役員も操作しやすい
こんな企業におすすめ
必要な機能に絞り込み、現場の面接官や役員が迷わず評価入力できる「使いやすさ」を求める企業に向いています。
エンジニア・デザイナー採用では、技術面の評価を人事担当だけで完結させることに限界があります。現場のエンジニアやマネージャーを面接・評価に巻き込もうとしても、「評価コメントの記録が担当者ごとにバラバラになる」「SlackやChatworkで面接調整が完結しない」という壁にぶつかりやすいです。
ここでは、現場と採用担当の連携に強い3つのATSを紹介します。

「スクラム採用」をコンセプトにした、IT・スタートアップ企業に人気のATSです。
現場メンバーを採用に自然に巻き込みやすい設計が特徴です。
特徴・強み
Slack・Chatworkと深く連携
応募通知から評価依頼までチャット上で完結
Wantedly・Forkwell・LAPRASなどと連携
現場主導の採用フローを作りやすい
採用経路ごとの分析機能が充実
こんな企業におすすめ
どのチャネルが最終的な承諾につながったかを経路別に可視化する分析機能も優秀で、現場メンバーを自然に採用プロセスへ巻き込みたい企業に最適です。
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IT・スタートアップ企業向けに設計されたATSです。
候補者とのコミュニケーション品質向上に強みがあります。
特徴・強み
現場主導のカジュアル面談を進めやすい
細かな閲覧・編集権限を設定可能
タイムライン型UIで選考履歴を見やすく管理
フィードバック共有がしやすい
カルチャーマッチ重視の採用に向いている
こんな企業におすすめ
候補者とのエンゲージメントを高め、自社にカルチャーマッチする人材を見極めたい企業におすすめです。

Wantedly上での採用活動に特化した応募者管理ツールです。
共感採用を重視する企業に適しています。
特徴・強み
Wantedlyプロフィールをシームレスに確認可能
カジュアル面談の日程調整を効率化
スカウト管理を一元化
ビジョン・ミッション訴求型採用に強い
スタートアップとの親和性が高い
こんな企業におすすめ
スタートアップやIT企業で、Wantedly経由の母集団形成からファン化、そして採用までを組織ぐるみで効率的に運用したい企業にぴったりのATSです。
新卒採用は、就活ナビサイトとのリアルタイム連携による「大量応募の即時処理」と、内定から入社までの長期間にわたる「学生との接点維持(内定辞退防止)」という2つの難題を同時にこなす必要があります。選考管理として機能するだけでなく、学生が日常的に使うコミュニケーションツール(LINE等)でのアプローチ機能が選定のポイントです。
ここでは新卒採用の量・質を同時に改善したい企業向けの2つのATSを紹介します。

新卒採用向けATSとして高い導入実績を持つ、高機能な採用管理システムです。
大量応募の管理と、学生フォローを一元化できます。
特徴・強み
「リクナビ」「キャリタス就活」など主要ナビサイトと連携
SPI3とリアルタイムでデータ連携可能
大量エントリーを自動取り込み・整理
学生専用マイページを発行可能
説明会予約から合否通知まで一元管理
新卒採用向け機能が豊富
こんな企業におすすめ
大量の応募をミスなく裁き、戦略的な新卒採用を体系化したい大手・中堅企業におすすめです。

LINE連携に特化した、新卒・若手採用向けATSです。
学生とのコミュニケーションを効率化し、選考離脱を防ぎやすい設計になっています。
特徴・強み
LINE上で選考案内や日程調整が可能
メッセージ開封率・返信率が高い
面接リマインドを自動送信
アンケート配信にも対応
自動ステップ配信機能を搭載
少人数採用でも運用しやすい
こんな企業におすすめ
採用担当が1〜2名の少人数体制でも、学生との密なコミュニケーションを維持しながら、内定辞退を防ぎたい企業におすすめです。
アルバイト・パート採用では、「応募から1日以上連絡がなければ他社に流れる」と言われるほどスピードが命です。応募から面接設定までのタイムラグを極限まで減らし、店長や現場責任者の管理コスト(面接ドタキャンや日程調整の手間)を下げることが最優先になります。
ここでは応募対応の速さと多店舗運用に強い3つのATSを紹介します。

大量・スピード重視のアルバイト採用に強いATSです。
応募直後の対応自動化に優れています。
特徴・強み
LINE友だち登録なしでもメッセージ送信可能
自動チャットボットで面接調整を代行
24時間365日応募対応が可能
Web面接機能を標準搭載
SMS送信にも対応
飲食・小売・派遣業界との相性が良い
こんな企業におすすめ
全国に複数店舗・拠点を展開しており、大量かつスピーディなアルバイト採用を必要とする企業向けです。

リクルートが提供する、手軽さに強みを持つ採用管理ツールです。
低コストで採用サイト作成から応募管理まで始められます。
特徴・強み
最短数分で採用ホームページを作成可能
Indeedへ自動掲載
タウンワーク・バイトル応募を一元管理
シンプルな応募者管理画面
無料から利用可能
初めてのATS導入でも使いやすい
こんな企業におすすめ
「まずは費用をかけずにWebでの募集を始めたい」「エクセルや紙での応募者管理から脱却したい」という中小企業や店舗の最初の一歩に最適です。

多店舗チェーン企業向けに特化したアルバイト採用ATSです。
本部と各店舗の採用管理を効率化できます。
特徴・強み
自社採用サイトのSEO対策に強い
Indeed・Googleしごと検索流入を強化
シフト管理システムと連携可能
店長向け通知・リマインド機能を搭載
本部で採用状況をリアルタイム管理可能
多店舗運営向け機能が充実
こんな企業におすすめ
飲食チェーンやアパレル、小売など、全国に数百店舗を展開する企業で、採用効率とガバナンスの両立を図りたい場合におすすめです。
採用担当が1〜2名で、まずはエクセル管理やメール埋もれの限界を解消したいという企業にとって、多機能すぎるATSは操作を覚える負担が大きく、かえって社内で使われなくなる原因になります。
「機能の多さより、現場への定着」を最優先できる、シンプルかつ無料・低コストから始められる2つのATSを紹介します。

リクルートが提供する完全無料のATSです。
シンプルな機能構成で、初めてのATS導入にも適しています。
特徴・強み
アカウント数・候補者数・利用期間が無制限
リクルート媒体と連携可能
他社媒体やエージェント応募も一元管理
カレンダー連携に対応
シンプルで迷いにくいUI
完全無料で利用可能
こんな企業におすすめ
「ATSに予算を割けないが、個人情報の管理やステータスの可視化だけは安全に行いたい」という企業のスモールスタートにこれ以上ない選択肢です。

エン・ジャパンが提供する、中小企業向けの採用支援・応募者管理ツールです。
求人掲載から応募管理まで無料で始めやすい点が特徴です。
特徴・強み
無料で採用ページを作成可能
Indeed・Googleしごと検索・求人ボックスへ自動連携
ドラッグ&ドロップで選考管理可能
Excel管理から移行しやすいUI
必要に応じて有料オプション追加可能
中小企業向け機能が充実
こんな企業におすすめ
求人掲載にコストをかけず、Indeed・Googleしごと検索への露出を手軽に始めたい企業におすすめです。
< ATS15選比較表 >
製品名 | カテゴリ | コスト | 求人媒体連携 | 自動化 | 分析・レポート | カスタマイズ | おすすめ規模 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
中途 | ◎ | ◎ | ○ | △ | △ | 小〜中 | |
中途 | △ | ○ | ○ | ◎ | ○ | 中〜大 | |
中途 | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | 中〜スタートアップ | |
中途 | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 中〜大 | |
中途 | △ | ○ | ◎ | ○ | ○ | 中〜大 | |
IT・スタートアップ | △ | ○ | ○ | ◎ | ○ | スタートアップ〜中 | |
IT・スタートアップ | △ | △ | △ | ○ | ◎ | スタートアップ〜中 | |
IT・スタートアップ | △ | △ | △ | △ | △ | スタートアップ | |
新卒 | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | 中〜大 | |
新卒 | ◎ | △ | ◎ | △ | △ | 小〜中 | |
アルバイト | △ | ○ | ◎ | △ | ○ | 中〜大 | |
アルバイト | ◎ | ○ | △ | △ | △ | 小 | |
アルバイト | △ | ○ | ◎ | ○ | ○ | 大 | |
低コスト | ◎ | ○ | △ | △ | △ | 小 | |
低コスト | ◎ | ◎ | △ | △ | △ | 小〜中 |


ATSは採用業務を効率化できる便利なツールですが、製品選定や運用体制を誤ると「現場に定着しない」「手作業が減らない」「導入したのに採用成果につながらない」といった状況に陥るケースも少なくありません。
実際、半年後にはエクセル管理へ戻ってしまったり、スカウト運用が止まってしまったりする企業もあります。
ここでは、ATS導入・運用でよくある失敗パターンと、その対策を紹介します。
「将来使うかもしれない」という理由で高機能なシステムを選んだ結果、設定が複雑すぎて現場の面接官が使わなくなるケースです。採用担当者にとっては便利でも、面接官にとっては「余計な入力作業が増えた」と感じられがちです。結果的にシステムは放置され、エクセル管理に戻ってしまいます。
対策
最初は機能を絞ってスモールスタートすることを優先してください。現場担当者が「スマホで1分」で完結できる操作性を基準に選ぶと定着率が上がります。導入前のデモで面接官が使う画面を必ず確認することをおすすめします。
月額費用の安さで選んだ後、主力媒体との連携がオプション扱いで追加費用が発生するケースです。結果的に手作業が残り、導入コストを回収できないまま別ツールへ乗り換えることになります。
対策
現在使っている媒体・エージェント名をリストアップし、それぞれの連携可否と費用を営業担当に確認してから契約してください。見積もりは「月額基本料+媒体連携費用」のセットで取得することが重要です。
ATSを導入した後も、「スカウトを送る時間がない」「エージェントとのやり取りが滞っている」「担当者の異動で運用が止まってしまった」といった課題が発生するケースは少なくありません。
特にエンジニア採用では、候補者対応のスピードやスカウト品質が成果に直結するため、ツールを導入しただけでは採用成果につながらないこともあります。
この場合、課題はATSの製品選定そのものではなく、採用業務を継続的に運用するリソースや専門知識の不足にあります。
対策
こうした課題への対策として、近年利用が増えているのが「ATS運用代行(採用RPO)」です。
スカウト文の作成・送信、エージェント対応、候補者との日程調整、求人票更新など、採用実務を外部チームへ委託することで、社内の負荷を抑えながら採用活動を進められます。
特に、社内にエンジニア採用ノウハウがない企業や、現場エンジニアが採用業務に十分な時間を割けない企業では、運用代行の活用が採用スピード改善につながりやすいです。
トラックレコードでは、ペルソナ設計からスカウト運用、エージェント管理、候補者対応まで一気通貫の採用支援を行っています。
実際に、MonotaROではスカウト返信率が約2倍に改善し、ハイクラスエンジニアの内定数が前年比700%増加するなど、大企業からスタートアップまで数々の企業を支援してきました。
ATS選定だけでなく、「導入後に採用業務をどう回すか」まで含めて検討したい場合は、トラックレコードに相談してみてください。


近年、ATSは単なる「応募者管理ツール」から、採用活動全体を最適化する基盤へと役割が変化しています。
以前は「応募者を管理できるか」が主な比較ポイントでした。しかし2026年現在は、以下まで含めて比較されるケースが増えています。
複数媒体への求人配信
スカウト運用の効率化
採用データ分析
AIによる業務効率化
現場を含めた運用のしやすさ
ここでは、ATS選定時に押さえておきたい最新動向を解説します。
近年のATSは、応募者情報を管理するだけでなく、求人配信・スカウト管理・採用データ分析まで一元管理できる「採用運用基盤」として活用されるケースが増えています。
特に最近は、Indeed PLUSなど外部サービスとの連携を前提に設計されるATSも増えており、
どの求人媒体へ配信できるか
どこまで自動化できるか
現場が運用しやすいか
といった点が、ATS選定の重要な比較ポイントになっています。
近年は、AI機能を搭載するATSも増えています。
たとえば、
求人票の自動作成
スカウト文の作成支援
応募者情報の要約
候補者の優先順位付け
などを支援する機能が実装され始めています。
これらのAI機能は、採用担当者の判断を置き換えるものではありません。あくまで「初稿作成」や「情報整理」の工数を減らす補助ツールとして活用されるケースが増えています。
一方で、どれだけ高機能なATSを導入しても、スカウト運用や候補者対応が止まってしまえば採用成果にはつながりません。
2026年は、「どのATSを導入するか」だけでなく、「どう運用するか」まで含めて設計する企業が増えています。

ATSを検討し始めると「製品が多すぎて何から絞ればいいかわからない」「費用の内訳がわかりにくい」という声をよく耳にします。
ここでは、導入前によく挙がる疑問を費用・規模感・選び方の観点からまとめてお答えします。
採用管理システムは、小規模な企業でも十分活用できます。
リクナビHR Tech(完全無料)やジョブカン採用管理の無料プランのように、初期費用ゼロで始められる製品があります。採用担当が1名でも、応募者情報の一元管理・自動返信・日程調整の自動化により、限られたリソースで採用業務を効率化できます。まずは無料のATSからスモールスタートすることをおすすめします。
ATSの費用は製品によって月額0円〜80,000円以上と幅があります。費用は「月額基本料」「候補者・ユーザー数の上限」「媒体連携費用」の3つで構成されます。月額料金が安くても、主力媒体との連携が有料オプションになっているケースがあるため、見積もりはすべてを含めたトータルコストで比較することが重要です。
ATSを選ぶ際に最も重要なポイントは、採用対象と求人媒体との連携可否です。
中途・新卒・アルバイトのどの採用を主軸にするかで、必要な機能が大きく変わります。機能の豊富さより「現場が使い続けられるか」のほうが定着率に直結するため、特に面接官が日常的に入力する場面がある場合は、簡単に操作できるかトライアルで確認するようにしましょう。
ATSは「まず無料で試したい」から「大量採用を自動化したい」まで、企業の状況によって最適な製品が大きく異なります。採用対象(中途・新卒・アルバイト)と、自社がメインで使う求人媒体との連携可否を整理することが、選定の第一歩です。
候補はある程度絞れたものの、「自社の運用に本当に合うか確信が持てない」という場合は、トラックレコードに相談してみてください。採用戦略の設計から媒体・ツール選定まで一気通貫で支援しており、現在の採用体制や課題を整理することで、自社に合ったATSや運用方針を検討しやすくなります。
ツール選びに正解はありませんが、自社の課題を言語化できると、選択肢はぐっと絞られます。

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