2026年2月24日

新卒採用

【2026年最新】新卒ダイレクトリクルーティング18社をタイプ別徹底比較

新卒採用における「攻めの採用」として定着しつつあるダイレクトリクルーティング

就職みらい研究所の調査によると、企業の導入率はすでに30%を超え、今や「導入するかどうか」ではなく、「いかに成果を出すか」が採用力を分ける時代に入りました。

この記事では、新卒向けダイレクトリクルーティング主要18社を料金・ターゲット・サポート体制の3軸でタイプ別に比較し、それぞれの特徴と向いている企業像を紹介します。さらに、自社に合う選び方まで具体的に解説します。この記事を通じて、自社に最適なダイレクトリクルーティングの方向性を判断できるようになります。

新卒のダイレクトリクルーティングとは?導入企業増加の背景

ここ数年で、「ダイレクトリクルーティング 」は特別な手法ではなく、主要な採用チャネルの一つになりました。

ナビサイトや人材紹介だけに依存するのではなく、企業自らが学生に直接アプローチする“攻めの採用”へとシフトする動きが広がっています。

ここでは、まずダイレクトリクルーティングの基本と導入企業が増えている背景を解説します。

ダイレクトリクルーティングと従来の新卒採用の違い

従来の新卒採用は、ナビサイトに掲載し、学生からのエントリーを待つ「受け身型」が主流でした。企業側の主な仕事は、説明会の実施と選考プロセスの設計です。

一方で、ダイレクトリクルーティング 新卒は、企業自らがターゲット学生を検索し、スカウトメールやオファーを送る“能動型”の手法です。

違いを整理すると、次のようになります。

① 母集団の質

ナビ型は幅広く集めることができますが、志望度や適性のばらつきが大きくなりがちです。
ダイレクトリクルーティングでは、学部・研究内容・志向性・インターン歴などから絞り込めるため、マッチング精度を高めやすい特徴があります。

② コミュニケーションの深さ

ナビ型は一斉配信的な情報提供になりやすいのに対し、ダイレクト型は個別最適化されたメッセージを送るため、早期から関係構築が可能です。低学年採用や理系採用との相性も高いのが特徴です。

③ 採用単価とROIの考え方

従来型は掲載費が固定費としてかかりますが、応募数が読みにくく、結果的に採用単価が高騰するケースもあります。
ダイレクトリクルーティングでは、料金モデル(成功報酬型・定額型)に応じて費用構造を設計できるため、ROI視点での管理がしやすくなります。

つまり、「待つ採用」から「狙う採用」へ。これが最大の違いです。

導入率30%超に拡大した理由と市場動向

就職みらい研究所の調査によると、2025年卒の新卒採用においてダイレクトリクルーティングを活用している企業は30.9%に達し、2021年卒から+19.4ポイント増加しました。この増加の背景には、3つの構造変化があります。

1. 売り手市場の長期化

学生優位の状況が続き、エントリーを待つだけでは優秀層と接点を持てない企業が増えました。特に理系学生や上位校層は、逆求人型サービスやスカウト型サービスへの登録率が高まっています。

2. 採用DXの進展

AIによる候補者レコメンド、スカウトメール自動化、開封率分析など、テクノロジーの進化により“属人化しない運用”が可能になりました。これにより、以前よりも工数削減と成果最大化を両立しやすくなっています。

3. 経営視点での採用管理

採用単価、内定承諾率、歩留まりなどを数値管理する企業が増えました。ダイレクトリクルーティングはデータを蓄積しやすいため、戦略的な改善が可能です。

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新卒ダイレクトリクルーティングのメリット・デメリット

ダイレクトリクルーティング 新卒は、確かに有効な手法です。 しかし「流行っているから」「他社もやっているから」という理由だけで導入すると、工数だけが増え、成果が出ないケースも少なくありません。

ここでは、実務目線で見たメリットとデメリットを整理し、ROIや採用単価の考え方まで解説します。

新卒採用で活用する5つのメリット

① マッチング精度を高めやすい

ダイレクトリクルーティングは、検索条件で学生を絞り込み、自社に近い志向性・スキル・研究内容を持つ層にアプローチできます。

ナビ型のように「応募が来てから選ぶ」のではなく、「選んでから接点を持つ」ため、母集団の質をコントロールできます。特に、理系採用や専門職採用では効果を発揮します。

② 採用単価を戦略的に設計できる

料金モデルは主に「成功報酬型」と「定額型」に分かれます。

成功報酬型は初期費用が抑えられる一方、採用が決まると費用が大きくなります。
定額型は年間費用が固定されるため、複数名採用する場合は採用単価を下げやすくなります。

ここで重要なのがROIの視点です。

単純な「料金比較」ではなく、

  • 1人あたりの採用単価

  • 内定承諾率

  • 早期離職率

  • スカウト返信率

まで含めて考えることで、本当の費用対効果が見えてきます。
ダイレクトリクルーティングは、データが可視化しやすいため、改善サイクルを回しやすいのが強みです。

③ 早期に接点を作れる

ナビ解禁前の段階からアプローチできるため、3年生夏以前の接触も可能です。
「早く知ってもらう」ことで、志望度形成に時間をかけられます。

売り手市場においては、接触の“早さ”そのものが競争優位になります。

④ ブランド力に依存しない

知名度の高い大企業はナビでも集客できますが、中堅・ベンチャー企業は埋もれやすいのが現実です。

ダイレクト型では、個別メッセージで「なぜあなたに声をかけたのか」を伝えられるため、企業規模に左右されにくい採用が可能になります。 これは“攻めの採用”を実現する大きな武器です。

⑤ 採用DX・AI活用による工数最適化

近年はAIによる候補者レコメンド、スカウトメール自動化、ABテスト分析などが進んでいます。

適切に活用すれば、属人化を防ぎながら工数削減も可能です。「工数が増える」というイメージは、設計不足が原因であるケースが多いのです。

導入前に知っておくべき3つのデメリットと対策

ダイレクトリクルーティングには多くのメリットがある一方で、運用を誤ると「工数だけがかかって成果が出ない」という事態に陥ります。以下のデメリットとその対策を事前に把握しておきましょう。

① 工数がかかる

検索、スカウト作成、返信対応、面談調整など、設計せずに始めると、担当者の負担は確実に増えます。

対策:

  • スカウト対象のペルソナを明確化する

  • テンプレートを整備する

  • 週ごとのKPIを決める

  • AIや自動化機能を活用する

“なんとなく運用”が最もコストを膨らませます。

② 返信率が安定しない

スカウトメールの質によって成果が大きく変わります。 一斉送信的な文章では、反応は得られません。

対策:

  • 学生プロフィールを必ず引用する

  • 件名を具体化する

  • 「なぜあなたなのか」を明確にする

  • ABテストを行う

返信率は改善可能な指標です。放置しないことが重要です。

③ 料金が割高に感じる場合がある

特に成功報酬型では、1名あたりの料金が高く見えることがあります。

しかし、本当に比較すべきはナビ費用やイベント費用、工数を含めた“総コスト”です。

対策:

  • 年間採用人数を前提に料金モデルを選ぶ

  • 採用単価の上限を決める

  • 成果が出るまでの期間を想定する

「料金」だけで判断すると、本質を見誤ります。

【2026年最新】新卒ダイレクトリクルーティング主要サービスをタイプ別に比較

「ダイレクトリクルーティング 新卒」と一口に言っても、各サービスの設計思想は大きく異なります。 重要なのは“おすすめ”を探すことではなく、自社の戦略に合うタイプを見極めることです。

ここでは、まず料金モデルと運用サポート体制の比較軸を整理し、そのうえで、ターゲット学生別に18社を分類・紹介していきます。

料金モデル(成功報酬型・定額型)の違い

料金体系は、大きく「成功報酬型」「定額型」「ハイブリッド型」に分かれます。
ここを理解せずに媒体を選ぶと、採用単価が想定以上に上振れすることがあります。

比較軸

< 成功報酬型 

< 定額型 

< ハイブリッド型 

費用発生タイミング

採用決定時

契約時

契約+成果時

向いている企業

少人数採用/初導入

複数名採用/年間計画型

成果と予算を両立したい企業

採用単価

高めになりやすい

下げやすい

中間

運用サポート体制(自走型・伴走型)の違い

同じ媒体でも、成果を左右するのが運用体制です。運用体制は主に自走型と伴走型があります。

サポート体制

自走型

< 伴走型 >

運用主体

企業側

媒体側と共同

必要リソース

専任担当必須

少人数でも可

向いている企業

採用DX経験あり

初導入/成果が安定しない企業

成果創出スピード

設計力に依存

比較的早い

【タイプ別】ターゲット学生別にダイレクトリクルーティング18社

ここではまず、ターゲット軸で分類します

  • 総合型

  • 上位校特化型

  • 理系・エンジニア特化型

  • クリエイター特化型

  • ベンチャー志向特化型

【総合型】

1. OfferBox

国内最大級の新卒向けスカウトサービス。オファー送信枠に制限を設けることで、学生の受信過多を防ぎ、高い開封率を維持しています。母集団形成と安定運用の両立に強い媒体です。

  • 登録人数: 約24万人

  • 料金モデル: 定額型+成功報酬型(定額:約75万〜/成功報酬:約45万円/名 )

  • 運用サポート体制:伴走型

  • 公式サイト: https://offerbox.jp/company/

  • 特徴
    ・企業ごとにオファー送信数の上限があり、開封率が安定しやすい
    ・学生の活動データを可視化でき、母集団形成を設計しやすい
    ・専任担当による伴走支援体制

2. dodaキャンパス

低学年からアプローチ可能な母集団型サービス。早期接点づくりやインターン誘導に強く、ナーチャリング設計がしやすいのが特徴です。地方学生への接触にも有効です。

  • 登録人数:100万人超

  • 料金モデル:定額型+成功報酬型(定額:約60万〜90万円/成功報酬:約35万円/名)

  • 運用サポート体制:伴走型

  • 公式サイトhttps://campus.doda.jp/enterprise/business

  • 特徴
    ・1〜2年生からアプローチ可能
    ・イベント連動で接点創出が可能
    ・専任サポートによるナーチャリング支援

3. キミスカ

適性検査データを活用できるスカウト型媒体。スカウトをランク分けできるため、学生への本気度を段階的に示せます。選考状況の可視化機能も備えています。

  • 登録人数:約14万人

  • 料金モデル:定額型(約75万円〜)

  • 運用サポート体制:自走型中心(プランにより一部支援あり)

  • 公式サイトhttps://kimisuka.com/company

  • 特徴
    ・3段階スカウトで本気度を伝えられる
    ・適性診断データをもとに検索可能
    ・自走型で運用しやすい設計

4. OpenWorkリクルーティング

口コミサイトのデータベースを活用したスカウト型サービス。企業理解度が高い学生にアプローチできるため、志望度の高い母集団形成が可能です。成功報酬中心で始めやすい設計です。

  • 登録人数:500万人超(社会人含む)

  • 料金モデル:成功報酬型(約30万円/名)

  • 運用サポート体制:自走型

  • 公式サイトhttps://www.openwork.jp/recruiting/

  • 特徴
    ・口コミ閲覧履歴から志望度を推測可能
    ・企業研究済み学生にアプローチできる
    ・成果報酬中心で導入ハードルが低い

5. JOBRASS新卒

紹介機能とスカウト機能を併用できるハイブリッド型サービス。オファー形式を使い分けられるため、目的に応じた接触設計が可能です。

  • 登録人数:約8万人

  • 料金モデル:成功報酬型(要問い合わせ)

  • 運用サポート体制:伴走型

  • 公式サイトhttps://www.saiyo-jobrass.com/

  • 特徴
    ・紹介機能とスカウト機能を併用可能
    ・インターン誘導設計が可能
    ・伴走支援あり

【上位校特化型】

6. ワンキャリア

難関校学生の登録比率が高く、インターン参加履歴や志望業界で細かく絞り込めるのが強み。上位校ターゲットを戦略的に攻めたい企業に適した媒体です。

  • 登録人数:約32万人

  • 料金モデル:定額型+成功報酬型(初期約30万円+月額約15万円〜/成功報酬:約30万円/名)

  • 運用サポート体制:伴走型

  • 公式サイトhttps://service.onecareer.jp/

  • 特徴
    ・難関校学生の登録比率が高い
    ・志望業界・インターン履歴で詳細検索可能
    ・志望度データを活用できる

7. iroots

志向性・価値観を深く把握できるプロフィール設計が特徴。表面的な学歴ではなく、人物理解に基づくマッチングを重視する企業に向いています。

  • 登録人数:約17万人

  • 料金モデル:個別見積(定額+オプション型)

  • 運用サポート体制:伴走型

  • 公式サイトhttps://lp.iroots.jp/

  • 特徴
    ・最大6,000字の詳細プロフィール
    ・価値観診断データを活用可能
    ・人物重視のマッチング設計

8. ビズリーチ・キャンパス

大学公認のOB/OGネットワークを活用できるのが最大の特徴。志望度醸成や長期的な関係構築に強く、早期囲い込み戦略と相性が良い媒体です。

  • 登録人数:約33万人

  • 料金モデル:要問い合わせ

  • 運用サポート体制:伴走型

  • 公式サイトhttps://br-campus.jp

  • 特徴
    ・大学公認OB/OGネットワークを活用
    ・志望度醸成に強い
    ・長期接点設計が可能

9. mikketa

難関大学の登録比率が高く、工数削減設計に強みを持つスカウトサービス。自動導線や一斉送信機能により、運用負荷を抑えながら接点創出が可能です。

  • 登録人数:非公開

  • 料金モデル:定額型+成功報酬型

  • 運用サポート体制:伴走型

  • 公式サイトhttps://mi-kketa.com/client

  • 特徴
    ・難関大学比率が高い
    ・自動スカウト導線を構築可能
    ・短期導入が可能

【理系・エンジニア特化型】

10. LabBase

研究テーマや専門分野で学生を検索できる理系特化型サービス。大学院生比率が高く、研究内容ベースで高精度なマッチングが可能です。理系採用を本格化したい企業の王道媒体です。

  • 登録人数:累計10万人超

  • 料金モデル:定額型(料金は要問合せ)

  • 運用サポート体制:伴走型

  • 公式サイトhttps://business.labbase.jp/

  • 特徴
    ・研究キーワード検索が可能
    ・大学院生比率が高い
    ・専任CSによる伴走支援

11. TECH OFFER

研究室データと技術キーワードを活用し、専門性の高い学生を抽出できるサービス。自動オファー機能により、工数を抑えつつ理系母集団を形成できます。

  • 登録人数:約3万人

  • 料金モデル:定額型+成功報酬型(詳細要問い合わせ)

  • 運用サポート体制:自走型+伴走型(プランにより選択)

  • 公式サイトhttps://biz.techoffer.jp/

  • 特徴
    ・研究室単位でターゲット抽出可能
    ・技術キーワード検索
    ・自動オファー送信機能

12. paiza新卒

プログラミングスキルを可視化し、レベル別にアプローチできるエンジニア特化型媒体。技術力を基準に選考したい企業に適しています。

  • 登録人数:非公開

  • 料金モデル:成功報酬型(スキルランクに応じ変動)

  • 運用サポート体制:自走型

  • 公式サイトhttps://paiza.jp/pages/recruiters/student/service

  • 特徴
    ・プログラミングスキルをランク表示
    ・技術力基準で選考可能
    ・完全成果報酬型

13. アカリク

大学院生・ポスドク層に強い理系特化サービス。研究内容や専門スキルで絞り込めるため、研究開発職や専門職採用と相性が高い媒体です。

  • 登録人数:累計20万人超

  • 料金モデル:定額型(年間約130万円〜)

  • 運用サポート体制:伴走型

  • 公式サイトhttps://acaric.jp/biz/

  • 特徴
    ・大学院生・ポスドクに強い
    ・研究テーマで検索可能
    ・イベント連動型支援あり

14. ViViViT

美大・芸大・デザイン系専門学生に特化したポートフォリオ型マッチングサービス。作品ベースでスキルを確認できるため、即戦力クリエイター採用に適しています。

  • 登録人数:約7〜8万人

  • 料金モデル:要問い合わせ(定額型中心)

  • 運用サポート体制:自走型

  • 公式サイトhttps://www.vivivit.com/mediainfo

  • 特徴
    ・ポートフォリオ中心のマッチング
    ・美大・芸大特化
    ・作品ベースで評価可能

15. ReDesigner for Student

デザイナー志望学生に特化したスカウト型サービス。ポートフォリオ閲覧と文面添削支援があり、質の高いマッチングを実現できます。少人数採用と相性が良い媒体です。

  • 登録人数:約1.1万人

  • 料金モデル:定額型(約30万円〜/半年)

  • 運用サポート体制:伴走型

  • 公式サイトhttps://lp.redesigner.jp/student-business

  • 特徴
    ・デザイン志望学生特化
    ・ポートフォリオ閲覧可能
    ・スカウト文面添削支援

【ベンチャー志向特化型】

16. チアキャリア

成長志向・ベンチャー志望の学生が多く登録するスカウトサービス。企業規模よりも「挑戦環境」や「裁量」を重視する層に強く、攻めの採用と相性が良い媒体です。

  • 登録人数:約10万人

  • 料金モデル:定額型(約30万円〜/年額)

  • 運用サポート体制:伴走型

  • 公式サイトhttps://cheercareer.jp/lp/lp01

  • 特徴

    ・ベンチャー志向学生が多数

    ・成果報酬なし

    ・企業ブランディング機能

17. Wantedly

共感型マッチングを軸としたビジネスSNS型サービス。カジュアル面談を起点に関係構築できるため、知名度に依存しない採用広報が可能です。

  • 登録人数:学生約10万人(全体350万人超)

  • 料金モデル:月額固定型(詳細要問い合わせ)

  • 運用サポート体制:自走型

  • 公式サイトhttps://www.wantedly.com/about/list

  • 特徴
    ・ストーリー発信型採用
    ・カジュアル面談導線
    ・成果報酬なし

18. DYMスカウト

イベント・紹介・スカウトを組み合わせたハイブリッド型サービス。短期間で母集団を形成し、内定承諾まで一気通貫で支援する設計が特徴です。

  • 登録人数:非公開

  • 料金モデル:成功報酬型(文系:約150万円/名、理系:約200万円/名)

  • 運用サポート体制:伴走型

  • 公式サイトhttps://company.dymscout.jp/

  • 特徴
    ・イベントとスカウトを組み合わせた設計
    ・エージェント併用可能
    ・内定承諾まで伴走支援

自社に合う新卒向けダイレクトリクルーティングの選び方

ここまで18社を比較してきましたが、重要なのは「どれが有名か」ではありません。
自社の採用戦略と合っているかどうかです。

ダイレクトリクルーティング 新卒は、媒体選定を間違えると「工数が増えただけ」で終わります。逆に、設計が合えば採用単価とマッチング精度は大きく改善します。

ここでは、導入可否を判断するための3ステップを解説します。

① 採用人数と採用単価の上限から逆算する

最初に決めるべきは、「何名採るのか」「1名あたりいくらまで許容できるのか」です。

例えば、

  • 年間3名採用 → 成功報酬型が適する可能性が高い

  • 年間10名以上 → 定額型の方がROIが安定しやすい

  • 理系1名のみ → 特化型媒体の方が結果的に安くなることもある

ここで重要なのは、媒体の料金ではなく“最終採用単価”で比較することです。

ナビ費用、イベント費用、工数、人件費まで含めて比較すると、ダイレクトリクルーティングの方が安くなるケースも少なくありません。

感覚で選ばず、必ず数字で逆算する。これが第一歩です。

② ターゲット学生像を具体化する

「優秀な学生を採りたい」は戦略ではありません。

  • 理系院生なのか

  • 上位校の総合職候補なのか

  • ベンチャー志向なのか

  • 低学年から育成したいのか

ここが曖昧だと、総合型を使っても、理系特化型を使っても成果は安定しません。

具体的には、

  • 大学群

  • 専攻

  • 志向性

  • 他社選考状況

  • 将来キャリア観

まで言語化できているかが重要です。

ダイレクトリクルーティングは「検索型採用」です。 検索条件が曖昧なら、結果も曖昧になります。

③ 社内リソースと運用体制を確認する

ダイレクトリクルーティング 新卒は、設計と運用で成果が決まります。

  • スカウト文章を改善できる人がいるか

  • 週次でKPIを確認できるか

  • 返信対応のスピードを保てるか

これらが整っていない場合は、自走型よりも伴走型を選ぶべきです。

「安いから自走型」にすると、結果的に成果が出ず、最も高い買い物になります。

工数削減を目的にするなら、AI自動化や代行支援を前提に設計することも選択肢です。

新卒向けダイレクトリクルーティングの成功事例と失敗事例から学ぶポイント

ダイレクトリクルーティング 新卒は、正しく設計すれば採用単価とマッチング精度を改善できます。
しかし、運用を誤ると「工数増加」「成果不安定」「高コスト化」に直結します。

ここでは、実際によくある成功パターンと失敗パターンを整理します。

成果が出る企業の3つの共通点

①ターゲットを極端なほど具体化している

成功企業は「優秀層」ではなく、

  • ○○大学の情報系

  • 体育会出身の営業志向

  • 地方国公立×Uターン志向

のように、検索条件が具体的です。

その結果、スカウト文面も自然と具体化され、返信率が安定します。
マッチング精度が上がるため、選考歩留まりも改善します。

②スカウトを“広告”ではなく“提案”にしている

成果が出る企業は、テンプレートの一斉送信をしません。

  • プロフィールのどこを見たのか

  • なぜあなたなのか

  • どんな成長機会があるのか

が明確です。

スカウトメールは営業文ではなく、個別提案書です。
この発想に変わるだけで返信率は変わります。

③KPI管理を徹底している

成功企業は感覚で運用しません。

  • 送信数

  • 開封率

  • 返信率

  • 面談化率

  • 内定承諾率

  • 採用単価

これらを週次で確認し、改善を繰り返します。

ダイレクトリクルーティングは「採用DX」に最も近い手法です。
データを活用しない運用は、機会損失です。

失敗する企業の3つの共通点と回避策

 ①“とりあえず導入”している

比較記事を見て、なんとなく導入。
設計が曖昧なまま始めると、返信率が伸びず、すぐに「効果がない」と判断してしまいます。

回避策:
導入前に、ターゲット・KPI・運用体制を明確にする。

②返信対応が遅い

学生は複数社からスカウトを受けています。
返信から面談設定までに時間がかかると、機会は一瞬で失われます。

回避策:
返信24時間以内、面談日程は3候補即提示。このルールを徹底する。

 ③ROIで判断していない

「料金が高い」と感じて撤退する企業は多いですが、採用単価で比較していないケースがほとんどです。

ナビ費用+説明会工数+内定辞退コストまで含めて比較すると、ダイレクトリクルーティングの方が安定することもあります。

感情ではなく、数字で判断することが重要です。

新卒向けダイレクトリクルーティングに関するよくある質問

最後に、「ダイレクトリクルーティング 新卒」を検討する企業からよく寄せられる質問を整理します。

導入判断の材料として、ぜひ参考にしてください。

ダイレクトリクルーティングと逆求人の違いは?

結論から言うと、仕組みはほぼ同じです。

  • ダイレクトリクルーティング:

    企業が主体となって直接アプローチする手法」という、企業側の採用戦略に重きを置いた呼び方です。

  • 逆求人:

    「学生が自分のプロフィールを公開し、企業からオファーを待つ」という、学生側の視点やプラットフォームの形態を指した呼び方です。

実務上は、「精度重視ならダイレクトリクルーティング」「志向性マッチ重視なら逆求人」と使い分ける企業が増えています。両方を組み合わせるケースも珍しくありません。

平均的な料金はいくら?

料金は媒体やプランによって大きく異なりますが、目安は次の通りです。

成功報酬型:30万〜200万円/名
定額型:年間60万〜250万円程度

理系特化型や専門職特化型は高額になりやすく、母集団型は比較的安定しています。

ただし、本当に見るべきなのは「採用単価」です。
内定承諾率や歩留まりまで含めて考えると、結果的にコスト効率が良くなるケースもあります。
料金だけで比較しないことが重要です。

まとめ|新卒ダイレクトリクルーティングを正しく理解し、自社に合った形で戦略的に活用しよう

新卒採用は「待つ」から「狙う」へと変化しています。ダイレクトリクルーティングの導入率が30%を超えた現在、差がつくのは「導入しているかどうか」ではなく、「どこまで設計できているか」です。

成果を左右するのは媒体の知名度ではなく、自社の採用人数・ターゲット・運用体制との整合性です。料金だけで判断せず、採用単価やROIまで含めて設計することが重要です。戦略的に活用できれば、マッチング精度と再現性は大きく向上します。

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