2026年5月28日

採用ノウハウ

HRMOS採用で工数80%削減できる理由|機能や他ATSとの違いを解説

「採用ツールを増やすほど、管理の手間が増える」
「ATSを導入したはずなのに、エージェントへの返信は別の画面、選考状況の集計は毎回手作業、経営報告のために数字をかき集める作業が週に数時間かかる」

こうしたループが続いているなら、ツールの組み合わせではなく、使っているATSそのものを見直す段階かもしれません。

この記事では、ビズリーチが提供するクラウド型ATS「HRMOS(ハーモス)採用」の機能・料金・他ATSとの違いを解説します。エージェント管理の数値化やビズリーチ連携などの特徴も紹介するので、導入検討中の方はぜひ参考にしてください。

HRMOS採用とは

HRMOS採用という名前を見て、「採用管理システム(ATS)なのは分かるけれど、中途採用向けと新卒採用向けで何が違うの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、HRMOSの概要と、採用市場でなぜATSの需要が高まっているのかを解説します。

ビズリーチが提供するクラウド型ATS

HRMOS採用は、転職サイト「ビズリーチ」を運営するビジョナル株式会社グループが2013年から提供するクラウド型採用管理システム(ATS)です。

累計導入社数は10万社を超え、2022年にはグッドデザイン賞を受賞しています。2026年3月には求人自動生成・AI書類判定アシストなどのAI機能が追加され、2026年4月にはHRMOS労務との連携も開始しました。

HRMOSには中途採用向けと新卒採用向けがあり、それぞれ設計が異なります。この記事では、中途採用向けのHRMOS採用を扱います。

項目

HRMOS採用(中途)

HRMOS採用(新卒)

媒体連携

ビズリーチ・エージェント中心

マイナビ・リクナビ等

強み

エージェント管理・データ分析

説明会管理・内定者フォロー

料金

要見積もり

要見積もり

ATSが必要とされる背景

中途採用の規模は年々拡大しています。日経新聞の調査(2025年)では中途採用比率が過去最高の46.8%を記録しており、採用の主戦場が新卒一括から通年・中途に移りつつあることがわかります。

一方、採用チャネルも多様化しています。求人媒体、人材エージェント、ダイレクトスカウト、リファラル、自社採用サイトなど、複数の経路から候補者が集まるようになった結果、情報を一元管理するATSのニーズが高まっています。日本能率協会総合研究所の調査によると、市場規模は160億円で2027年には350億円規模に達すると予測されています。

HRMOS採用でできること

HRMOSの機能を以下に整理しました。

機能

概要

応募一元集約

複数媒体・エージェント・自社サイトからの応募を1画面に集約

選考ステータス管理

候補者ごとの選考フェーズをリアルタイムで管理・更新

面接日程調整

カレンダー連携で面接日程を自動調整。面接官・候補者双方の手間を削減

エージェント管理

エージェントごとの求人紐付け・やり取り履歴を一元管理

エージェント実績レポート

紹介数・書類通過率・面接通過率・内定率・承諾率をエージェント別に比較

採用ダッシュボード

媒体別応募数・選考通過率・採用スピードをリアルタイムで可視化

求人自動生成AI(2026年3月〜)

職種・条件を入力するだけで求人票の下書きを自動生成

AI書類判定アシスト(2026年3月〜)

応募書類を要件と照合し、通過・見送りの参考スコアを提示

HRMOS労務連携(2026年4月〜)

内定者情報を採用管理から労務管理へ自動引き継ぎ

連携ツール一覧

  • Googleカレンダー / Outlook

  • Zoom / Microsoft Teams

  • Slack

  • SmartHR

  • HRMOS労務

  • ビズリーチ / Indeed

API連携にも対応しており、独自の人事システムとのデータ接続も可能です。

HRMOS採用が選ばれる理由

ATSはどのサービスも「応募管理」「面接調整」「選考管理」といった機能を備えているため、一見すると大きな違いがないように見えます。しかし実際には、採用業務へ落とし込んだときの使いやすさや、データ活用のしやすさに大きな差があります。

ここでは、HRMOS採用が多くの企業に選ばれている理由を4つのポイントに分けて解説します。

エージェント管理を数値化できる

複数のエージェントと取引していると、「Aエージェントは応募数が多いのに採用につながらない」「Bエージェントは紹介が少ないけど承諾率が高い気がする」という感覚はあっても、裏付けるデータが手元にない——というケースがよくあります。

HRMOSはエージェントごとに紹介数・書類通過率・面接通過率・内定率・承諾率を一覧で見られます。「応募数は多いが承諾率が低いエージェント」と「紹介数は少なくても採用に結びつきやすいエージェント」の違いが数字ではっきりするので、次の商談やリソース配分の判断が感覚ではなくデータでできるようになります。

ビズリーチ連携で即戦力採用を強化できる

スカウトツールとATSが別々になっていると、「返信確認」「応募管理」「面接調整」をそれぞれ別画面で行う必要があり、情報の転記やステータス更新に手間がかかります。運用が増えるほど、入力漏れや管理ミスも起きやすくなります。

HRMOS採用は、ビズリーチとの連携に強みを持っており、スカウト経由の候補者情報や選考状況を一元管理しやすい設計になっています。ハイクラス・即戦力人材の採用を強化したい企業にとって、採用業務を効率化しやすい点は大きなメリットです。

特に、マネジャー層・専門職・エンジニア採用など、ダイレクトリクルーティングを重視する企業と相性が良いATSといえます。

採用ダッシュボードで意思決定を速くできる

月次や四半期の採用レポートを作成する際、媒体別の応募数・通過率・採用スピードなどを複数ツールから集計し、Excelへ転記している企業は少なくありません。集計作業だけで数時間かかるケースもあります。

HRMOS採用では、採用状況をダッシュボード上で可視化できるため、応募数や選考進捗、採用KPIをリアルタイムで把握しやすくなります。

週次会議や経営報告向けの数字確認もしやすくなるため、「集計作業」に使っていた時間を、採用戦略の改善や意思決定に充てやすくなります。

採用から労務まで一気通貫で管理できる

内定後の入社手続きでは、採用管理システムに登録した候補者情報を、労務システムへ再入力する運用が発生しがちです。氏名・入社日・雇用形態などを重複入力することで、転記ミスや入力漏れにつながるケースもあります。

HRMOS採用は、HRMOS労務との連携に対応しており、採用時に登録した内定者情報を労務管理へ引き継ぎやすくなっています。

さらに、勤怠・経費などHRMOSシリーズとの連携も可能なため、採用から入社後の労務管理まで、同一プラットフォームで運用を統一しやすい点も特徴です。

HRMOS採用の料金体系

HRMOS採用の料金は、企業規模や年間応募数、利用機能に応じた「個別見積もり制」です。 

実際の料金は、年間採用人数・媒体連携数・利用機能によって変動するため、最新の価格や詳細条件は、公式サイトの料金表ダウンロード・見積もり依頼で確認するのがおすすめです。 

プラン名

登録応募者の上限(累計)

媒体からの自動取込上限

特徴・向いている企業

Lite(ライト)

5,000人

1,200名

・スタートアップや中小企業向け・複数職種を少人数で採用し、コストを抑えて導入したい企業

Standard(スタンダード)

10,000人

3,600名

・中規模企業や、年間の応募者数が多い企業向け・本格的なレポーティング機能を使ったデータ分析を行いたい企業

Enterprise

上限なし

6,000名(超過は別途見積もり)

・大企業や、年間を通して大量採用を行う企業向け・制限を気にせず、蓄積データをフル活用して採用戦略を回したい企業

HRMOS採用が向いている企業

HRMOS採用は、単純に応募者を管理するためのATSというより、「中途採用をデータで改善したい企業」に向いているサービスです。特に、エージェント運用・ダイレクトリクルーティング・採用分析など、採用活動が複雑化している企業ほど強みを活かしやすくなります。

ここでは、HRMOS採用と相性が良い企業の特徴を紹介します。

複数のエージェントを使って中途採用を進めている企業

3社以上のエージェントと取引しながら中途採用を進めている企業では、エージェントごとの実績を比較できる仕組みがないと、コストとリソースの配分が感覚頼りになります。

HRMOSのエージェント実績レポートを使えば、どのエージェントが自社採用に貢献しているかを数値で確認できます。エージェントとの関係を「管理する」から「データで選ぶ」に変えたい企業に向いています

採用データを経営に活かしたい企業

採用KPIを月次・四半期で経営層に報告している企業や、採用投資のROIを算出しようとしている企業には、HRMOSのダッシュボード機能が有効です。

媒体別コスト・通過率・採用スピードが一元集計されるため、「どのチャネルに予算を集中すべきか」「採用スピードのボトルネックはどこか」をデータで語れます。人事部門が経営に関与する機会が増えている企業に特に向いています

採用から労務まで一元化したい企業

採用〜入社〜労務管理にかけて複数のシステムが乱立しており、転記や連携漏れが課題になっている企業には、HRMOS採用+HRMOS労務の組み合わせが選択肢になります。

内定者情報の自動引き継ぎによってオペレーションがシンプルになり、入社直後の手続きミスも減らせます。今後HRMOS勤怠・経費まで統合を見据えている企業にとっては、プラットフォームの統一コストを抑えられる点でも現実的です。

HRMOS採用に関するよくある質問

HRMOS採用を検討する際に多くの疑問が寄せられます。特にHRMOS採用は、中途採用向け・新卒採用向けでサービス設計が異なるため、自社の採用スタイルに合うかを事前に確認することが重要です。

ここでは、導入検討時によくある質問を中心に、HRMOS採用の特徴や注意点をわかりやすく整理します。

HRMOS採用とHERP HIREはどう違いますか?

大きな違いは採用スタイルへの適合性です。

  • HRMOS採用:

エージェント管理の数値化とビズリーチ連携が強みで、複数エージェントを使った中途採用を中心に運用している企業に向いています。

  • HERP HIRE:

現場主導採用・Slack連携・AI書類選考が特徴で、スタートアップや現場がダイレクトに採用に関わるスタイルの企業に支持されています。

どちらが向くかは採用チャネルの構成とオペレーションスタイルによります。

▼あわせて読みたい▼
HERP Hireとは?最新機能から採用効率を高める活用術まで解説

新卒採用にも対応していますか?

対応しています。HRMOSには「中途採用向け」と「新卒採用向け」の2種類があり、それぞれ採用フローに合わせて機能設計が異なります。

新卒版では、説明会管理・エントリー管理・内定者フォローなど、新卒採用特有の業務に対応しています。一方、中途版はエージェント管理やダイレクトリクルーティング向け機能に強みがあります。

新卒・中途を両方運用したい場合は、導入前に対応範囲を確認するのがおすすめです。 

無料デモや試用はできますか?

HRMOS採用では、問い合わせ後にオンラインデモや個別説明を受けられます。

実際の管理画面を見ながら、自社の採用フローに合うか確認できるため、ATS比較検討時によく利用されています。なお、2026年5月時点では、セルフ型の無料トライアルは公式には案内されていません。料金や機能は企業規模によって異なるため、詳細は公式サイトから問い合わせる形になります。 

採用の課題を可視化し、HRMOSで選考スピードを上げよう

HRMOS採用は、単なる応募者管理ツールではなく、「採用をデータで改善していく」ことに強みを持つATSです。特に、エージェント活用・ダイレクトリクルーティング・採用分析など、中途採用の運用が複雑化している企業ほど効果を発揮しやすくなります。

一方で、ATSは「有名だから」「機能が多いから」で選ぶと、実際の採用フローと噛み合わず、運用負荷だけが増えてしまうケースも少なくありません。重要なのは、自社の採用課題や運用体制に合ったATSを選ぶことです。

トラックレコードでは、HRMOS採用を含むATS選定の相談から、採用戦略設計・採用代行・採用オペレーション改善まで、一気通貫で支援しています。 「どのATSが自社に合うかわからない」「採用業務を整理したい」という段階でも相談可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事をシェアする
エンジニア採用に関するお悩みやお困りごとを、まずはお気軽にご相談ください

デジタル人材採用の総合支援サービス

TECH HIRE

サービスについて

採用支援

採用業務支援

採用ブランディング

リクルーティング

エージェント・リレーション

新卒採用

採用体制立ち上げ・構築支援

エンジニア採用研修

イベント支援

採用サイト制作

採用ピッチ資料制作

タレントプールサイト制作

組織開発

人事戦略

人事戦略コンサルティング

組織開発コンサルティング

人事制度設計コンサルティング

人的資本経営コンサルティング

組織の自律力強化

自律力強化コンサルティング

組織の自律力診断

組織文化・コミュニケーション

組織文化変革コンサルティング

インナーブランディングコンサルティング

社内報運用支援

Colla / 社員の声でチームを強くする

経営理念・バリュー浸透

経営理念・バリュー浸透コンサルティング

Colla / 社員の声でチームを強くする