事例
エンジニア採用の難局を打開する、プロダクトチーム単位のサイト制作事例

株式会社うるる

データ化業務等を受託するBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業からスタートし、現在は様々なSaaS事業も展開する株式会社うるる。事業が拡大するにつれて見えてきたエンジニア採用の課題を解決すべく、エンジニア採用に特化したプロダクト別の採用サイト制作をTECH HIREがサポートしました。
事業ポートフォリオが複数にわたり、事業部でそれぞれ異なる開発体制や技術を使用する状況下にあったうるる。うるるの社全体としての開発体制や技術の全体感を伝えるだけでは、抽象度の高い情報を提供するにとどまり、候補者が真に知りたいことを伝えられないという課題がありました。この課題感から、プロダクト別に詳細を記した採用サイトを、エンジニア採用に知見を持つTECH HIREが手掛けることとなりました。うるるのような会社規模が大きく、事業が多岐にわたる企業では、事業部ごと、職種ごとに採用向けのピッチ資料や採用サイトを作るのがトレンドです。

#About ULURU
・「労働力不足を解決し人と企業を豊かに」をビジョンに掲げる、2001年設立の企業
・クラウドワーカーを活用したSaaSであるCGS(Crowd Generated Service)事業を軸に、BPO・クラウドソーシングと複数の事業を展開
※CGSとは、クラウドワーカーを活用したうるる独自のビジネルモデル
#TECH HIREの支援サマリー
・Notionを活用したエンジニア向け採用サイトおよびエンジニア向けプロダクト情報ページ(5プロダクト)の企画・制作
・全体構成(項目・コンテンツ設計)
・採用・開発担当者へのインタビュー
・コンテンツ制作
表面化したエンジニア採用の課題の解決にむけて
2001年に創業し、現在は東証グロース市場上場企業である株式会社うるるは、生まれたてのスタートアップ企業とは異なり、これまでも多くの優秀な人材を採用してきた実績があります。しかしながら、圧倒的な売り手市場の続くエンジニアの転職市場において、同社の魅力が候補者に伝わりきらず、近頃はエンジニアの採用に苦戦を強いられてきました。
TECH HIREではエンジニア向けのブログ記事等の執筆も受託していますが、今回はエンジニアが知りたい情報が漏れなく伝わるようにするという目的はもちろん、予算、リードタイム、人員といった観点からも検討し、結果としてエンジニアに特化した採用サイトを制作することになりました。
サイト制作にあたっては、コストを抑えてスピーディに公開することができるだけでなく、公開後の更新も容易であるというメリットを踏まえて、ノーコードでサイト制作が可能なNotionを選択しました。
TECH HIREのミッション
うるるでは、コーポレートサイトの採用情報ページにエンジニア向けの採用ピッチ資料を掲載するなど、一定の情報発信はこれまでも行われてきましたが、プロダクトポートフォリオの多さから、求職者が求める情報を抽象度高く提供してきたという課題感がありました。そのため、転職を考えるエンジニアが知りたい情報をさらに解像度高く詳細に整理し、まとめ、簡単にアクセスできる環境を整えることがTECH HIREのミッションでした。
ミッション遂行にあたってのアプローチは以下のとおりです。
制作期間
・約2ヶ月(キックオフから公開まで)
・イベント登壇が増えるタイミングに間に合わせるべく、うるるとTECH HIREのチームプレイで実現
情報共有
・Slackでの連絡
・Notionの共有
アクション
・サイト構成・モックアップ作成
・各所インタビュー
-採用担当
-プロダクト担当(開発チーム)
・コンテンツ制作
-ライティング
-一部図表制作
・必要なツールの導入サポート
・実装
エンジニアにとって嬉しい採用サイトに
構成段階で重視したのは、情報の網羅性。うるるに興味を持った候補者やイベント参加者が「このサイトにアクセスすれば必要な情報を得ることができ、働くイメージを膨らませられる」という状態を作ることを目指しました。

▲キックオフミーティングで構成の大枠を確認
人事担当者が窓口となり初めて採用サイトを制作する場合などは、誰に向けてどんな情報を発信すべきかをなかなかイメージしきれず、要件定義やワイヤーフレームでの合意形成が難しいものです。その点、エンジニア採用の知見があるTECH HIREが必要な項目の精査からサポートしつつ、大枠が合意できた段階で即座にモックアップを作成できるのもNotionの利点です。
制作にあたっては、企業側の負担がほとんどないような状態を目指しました。具体的には、うるるのみなさまにはTECH HIRE側に企業情報を共有いただき、必要なインタビューに答えていただくというだけ。採用サイトのアウトプットイメージや必要な要素が十分に固まっていないなかでも、TECH HIREが知見として持っているあらゆる採用サイトのパターン・構成等に照らして、候補者にとって必要な情報の精査や伝え方を提案しました。Notionのアウトプットイメージを随時共有しながら進行することで、他部署の協力が必要な情報の収集もスムーズに行うことができました。
エンジニア視点 ✕ 採用視点のコンテンツ制作
TECH HIREではエンジニア採用の上流から、採用サイトやピッチ資料の制作、スカウトなどの現場対応まで、あらゆる業務をサポートしているため、人事担当者だけではなく、エンジニアとも同じ目線、同じ言葉で会話をすることが可能です。今回のサイト制作にあたっては、各プロダクトの技術スタックや現場で働くエンジニアにとっての魅力をまとめるため、CGS事業で展開している5つのプロダクトの各担当者にもインタビューを行いました。TECH HIREから、エンジニア採用のリクルーターと、エンジニア向けの広報記事制作の経験があるメンバーの2名をアサイン。採用とエンジニアリングの両視点をもつ2名の担当者が企画からコンテンツライティングまで担うことで、エンジニア採用に最適な粒度の情報を盛り込んだサイトが完成しました。

▲各プロダクト担当者へインタビュー
転職を考えるエンジニアにとっては、自分がどのような機能や課題に取り組むのか、そして、自分がプロダクトの成長やユーザーペインの解消に貢献し得るかどうかをイメージできることが重要です。
複数のプロダクトを展開するうるるは、コーポレートビジョンの傘のもと、プロダクトごとのビジョンを持ちます。様々なビジョンを実現するためのプロダクトをもつことそのものが社の魅力でもあったため、プロダクトビジョンに対するアプローチが候補者に伝わるよう、アーキテクチャや開発組織のミッション、KPI、技術課題、それを解決するための過去から現在、今後予定されている取り組みを取り入れることをご提案。情報量が多くなりすぎるのではないかという懸念に対しては、トップにリンク付きの目次を設けることで対応しました。

▲プロダクトビジョン一例

▲開発環境・アーキテクチャも詳細に記述
また、「メンバーズボイス」のセクションでは、メンバーの直接の声を届けることで、どんな働き方をしているかについて具体的にイメージが湧くようにしました。

▲メンバーヒアリングから現場のリアルな声を発信
「情報の網羅性」を意識し、開発環境やチーム体制(メンバー情報)のほか、市場の展望やキャリアパス、現状の技術課題といった情報を提供することで、求職者は自分が安心して働き、活躍できる環境かどうかをイメージしやすくなります。

▲開発体制について図解も含めて記述

▲「技術的チャレンジ」で現在の立ち位置を透明性高く伝達
こまめな更新で情報鮮度を保つ
Notionはページの作成や更新に特別なスキルを必要とせず、人事担当者が自ら情報更新をすることができるため、採用や人事制度に関する情報を常に最新の状態に保つことが難しくありません。こまめに情報更新をすることで、採用サイトを強力な受け皿に育てることが可能です。うるるでは、今回のプロジェクトを足がかりに、採用広報をさらに強化していく予定とのことです。
お客様からのコメント
株式会社うるる 人事部 伊藤 妙子様
エンジニアに特化した採用サイトを制作することは、うるるにとってはじめてのことでした。TECH HIREさんがエンジニア視点で項目の提案やコンテンツ制作をしてくださったことで、ふわっとしていた完成イメージを具体化することができました。またスケジュールがタイトな中、非常にスピーディーにやり取りいただいたことも大変助かりました。今回のプロジェクトを通して、うるるの開発チームの魅力を整理、言語化することができたため、今後はその魅力を候補者の方々に伝えられるような施策を企画していきたいと思っています。




